卓球の世界ランキング » 卓球世界ランキング(2017年) » 2017年10月 卓球世界ランキング
国際卓球連盟(ITTF)のホームページで2017年10月の世界ランキングが発表されました。
今回のポイントは、9月に行われた次の2つ大会の結果が影響しています。
*カッコ内は前月順位 | 女子 | ポイント | 男子 | ポイント |
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1 | 丁寧(中国)(1) | 3330(-54) | 馬 龍(中国)(1) | 3307 |
2 | 朱雨玲(中国)(3) | 3326(+39) | 樊振東(中国)(2) | 3255 |
3 | 陳夢(中国)(2) | 3283(-19) | 許昕(中国)(3) | 3042 |
4 | 劉詩ウェン (中国)(4) | 3229(-12) | オフチャロフ(ドイツ)(4) | 2959 |
5 | 石川佳純(日本)(5) | 3200(+43) | T. ボル(中国)(6) | 2805 |
6 | 平野美宇(日本)(6) | 3151(+12) | 張継科(中国)(5) | 2793 |
7 | 伊藤美誠(日本)(7) | 3121(±0) | 水谷隼(日本)(8) | 2779 |
8 | フェン・ティアンウェイ(シンガポール)(8) | 3057(+2) | 丹羽孝季(日本)(9) | 2744 |
9 | 孫穎莎(中国)(11) | 3012(-17) | 林高遠(中国)(29) | 2716 |
10 | 鄭怡静(台湾)(10) | 2990(+3) | 黄鎮廷(香港)(7) | 2682 |
11 | 王曼昱(中国)(13) | 2979(+118) | 松平健太(日本)(20) | 2666 |
*ポイントのカッコ内は前月からの増減です。前月順位が「-」となっている選手は前月のランキングのない選手です。通常、ランキングポイント対象の試合に4か月以上出場しなかった場合に、ランキングから一時的に除外されます。福原愛が現在そういう扱いです。
上位陣ではアジアカップで優勝した中国の朱雨玲が2位に返り咲いています。その上、1位の丁寧に4ポイント差まで迫っています。アジアカップは強い選手が多く参加している大会なのですが、アジアでの大会のためワールドツアープラチナより格下の大会でワールドツアーと同格の大会です。このため、優勝で得られるポイントも少なく(36ポイント、プラチナは54ポイント)届きませんでした。今月のワールドカップでは丁寧と朱雨玲が中国から出場しますので成績が良かった方が来月のランキング1位になります。陳夢は、オーストリアオープンで優勝すれば1位を狙えたのですが王曼昱に準々決勝で負けてしまい逆にポイントを減らすことになり3位に下がってしまいました。また、孫穎莎はオーストリアオープンで準決勝でランキング上格下の王曼昱に負けポイントが減りましたが順位を上げトップ10に返り咲きました。そのオーストリアオープンで優勝した王曼昱は格上お陳夢と孫穎莎を破ったこともあり大きくポイントを稼ぎ11位とトップ10までもう少しのところまで迫りました。男子では、アジアカップとオーストリアオープンで優勝した中国の林高遠が一気にトップ10に入っています。
日本選手は12位、13位だった佐藤瞳と橋本帆乃香が13位と14位に1つずつ下がりましたが、オーストリアオープンで準々決勝までいった早田ひなは17位から15位に上がりました。先月13位だった張本智和は、ワールドツアーに出ずポイントとは関係ないT2APACに出ていたためポイント数は変わっていないのですが、順位が18位に落ちてしまいました。
石川佳純は3位の劉詩ウェンと29ポイント差で劉詩ウェンはワールドカップに出場しないため成績によっては劉詩ウェンを抜いて4位に上がるチャンスがあります。平野美宇は80ポイント近く差がありますが連覇をすれば自分より上の選手を2人倒すことになるので陳夢を抜いて3位になる可能性もあります。
おもろかったら「ええやん」してや。Tweetでもええで。