国際卓球連盟(ITTF)のホームページで2019年12月の世界ランキングが発表されました。ランキング順とランキングポイントをまとめます。
2019年12月のランキングポイントは原則2018年12月から2019年11月に行われた大会が対象になります。つまり、2019年11月に獲得したポイントが11月のランキングポイントに加えて新たにランキングポイントの対象になり、2018年11月に獲得したポイントは対象でなくなります。
2019年11月に行われた大会では以下の大会がシニアのポイントの対象になります。
- チームワールドカップ（ワールドカップ）
- オーストリアオープン（ワールドツアープラチナ）
- T2ダイヤモンド（シンガポール大会）
- 男子ワールドカップ（ワールドカップ）
また、11月の世界ランキングでポイントが無効になった大会は以下の4大会です。
- チームワールドカップ（ワールドカップ）
- スウェーデンオープン（ワールドツアー）
- オーストリアオープン
- 男子ワールドカップ（ワールドカップ）
ではまず今月のランキングを見てみましょう。
| ＊カッコ内は前月順位 | 女子 | ポイント | 男子 | ポイント |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 陳夢（中国）(1) | 16565(-400) | 許昕（中国）(2) | 16600(+440) |
| 2 | 孫穎莎（中国）(3) | 15715(+820) | 樊振東（中国）(1) | 16150(-100) |
| 3 | 劉詩雯（中国）(2) | 14955(-405) | 馬龍（中国）(4) | 15285(+330) |
| 4 | 伊藤美誠（日本）(7) | 14590(+1250) | 林高遠（中国）(3) | 14885(-90) |
| 5 | 朱雨玲王曼昱（中国）(4) | 14010(-320) | 張本智和（日本）(5) | 13890(+425) |
| 6 | 王曼昱（中国）(5) | 13875(-335) | カルデラノ（ブラジル）(6) | 13080(+290) |
| 7 | 丁寧（中国）(6) | 13690(-220) | 林昀儒（台湾）(10) | 12210(+1155) |
| 8 | 鄭怡静（日本）(11) | 11680(+320) | 梁靖崑（中国）(7) | 11715(-860) |
| 9 | 馮天薇（シンガポール）(9) | 11610(-50) | ファルク（スウェーデン）(9) | 11490(-650) |
| 10 | 石川佳純（日本）(8) | 11515(-290) | ボル（ドイツ）(8) | 11315(-1130) |
| 11 | 平野美宇（日本）(10) | 11325(-50) | オフチャロフ（ドイツ） (12) | 10390(-373) |
| 12 | 陳幸同（中国）(12) | 10580(-130) | 丹羽孝希（日本）(11) | 10200 (-640) |
| 13 | 何卓佳（中国）(13) | 9755 (-275) | 張禹珍（韓国）(14) | 10080 (+10) |
先月(11月)は、女子は伊藤美誠がワールドツアープラチナのオーストリアオープンで優勝、T2ダイヤモンド(シンガポール)で準優勝しポイントを大量に稼いで大幅に順位を上げましたが、平野美宇と石川佳純は順位を下げ、平野美宇はトップ10から外れ11位になりました。男子は、張本智和がT2ダイヤモンドで3位、男子ワールドカップで準優勝しランキングポイントが増えましたが順位は変わりませんでした。丹羽孝希と水谷隼は1つずつ順位を落としました。
そのほかの主な日本選手の順位は、女子は、佐藤瞳17位(19位)、加藤美優23位(21位)、早田ひな24位(25位)、芝田沙季32位(30位)、橋本帆乃香46位(34位)となっています。
男子は、水谷隼14位(13位)、森薗政崇42(44位)、神巧也44位(52位)、吉村和弘50位(38位)となっています。
