アジア選手権の団体戦は国や団体を代表する各チームが3~5名の選手のチームで構成され上位8チームで争うチャンピオンシップ・ディビジョンとそれ以外のチームで順位を争うファースト・ディビジョンの2つのディビジョンに分かれて競技が行われます。
ここでは、ディビジョン方式、試合日程、試合方法について説明します。
チャンピオンシップ・ディビジョンは第1シードから第6シードまでの6チームに、ファースト・ディビジョンの1位と2位を加えた8チームで勝ち抜きのトーナメントで決めます。
ドローでの各チームの配置は次のようになります。
シード順は、前回の2017アジア選手権で決まった順位になります。
女子の場合は第6シードまでは次のようになっています。
シード順 | 国または団体 (女子) |
国または団体 (男子) |
---|---|---|
1 | 中国 | 中国 |
2 | 日本 | 韓国 |
3 | 香港 | 台湾 |
4 | 韓国 | 日本 |
5 | 北朝鮮 | 香港 |
6 | 台湾 | シンガポール |
ファースト・ディビジョンは、第7シード以下のチームが3~4チームのグループに分かれて総当たりのリーグ戦を行います。このリーグ戦の各グループの1位で勝ち抜きのトーナメントを行い1位と2位がチャンピオンシップディビジョンに進出できます。
残りのチームは順位決定戦を行って順位を決定します。
このスケジュールでは9/15のファーストディビジョン(ファーストDIV)のグループリーグがまだやっているのと並行して、チャンピオンシップディビジョン(チャンピオンシップDIV)の準々決勝が始まっています。
これは、ファーストDIVからの2チームが決まっていなくても準々決勝2試合の組み合わせは決まっているためです。この2試合を9/15に行い、翌日の前半で行われるファーストDIVのグループ1位のトーナメント戦でファーストDIVの1位と2位が決まるのを待って9/16の夜に残りの準々決勝2試合を行うということのようです。
ここで、シード1位と2位の対戦相手つまり上のトーナメント表の②枠と⑦枠にファーストDIVの1位と2位が入ると思ったのですが、大会の資料では第5シードと第6シード、ファーストDIVの1位と2位の4チームがランダムに②、③、⑥、⑦枠に入るようです。
1回のチームマッチではシングルスが5試合行われます。つまり、3試合に勝利したチームの勝ちで、どちらかのチームが3勝するとそれ以降の試合は行われません。また、1試合は5ゲームマッチとなります。
各チームが各チームマッチに起用できるのは3選手です。対戦順は、それぞれのチームの選手をA、B、C、およびX、Y、Zとすると次の順になります。
チーム1 | チーム2 | |
---|---|---|
第1戦 | A | X |
第2戦 | B | Y |
第3戦 | C | Z |
第4戦 | A | Y |
第5戦 | B | X |