【卓球】2019アジアカップ 第1ステージグループ分け

 2019アジアカップのシード順のリストが以下のように発表されました。シード順は4月の世界ランキングの順番になります。なお、カッコ内の数字は4月の世界ランキングです。


第1ステージでのグループ分けは、このシード順をもとに行われます。


(正確にはシードは12位までですが、各地域代表も4月の世界ランキング順に13~16位に並べました。)

シード順   女子
男子 
 1 朱雨玲(2、中国) 樊振東(1、中国)
2 陳夢(3、中国) 張本智和(4、日本)
3
石川佳純(6、日本) 李尚洙(6、韓国)
4
鄭怡静(8、台湾) 丹羽孝希(8、日本)
5 平野美宇(9、日本) 張禹珍(10、韓国)
 6 馮天薇(10、シンガポール) 馬龍(11、中国)
 7 徐孝元(11、韓国) 黃鎮廷(14、香港)
 8 杜凱栞(16、香港) 荘智淵(20、台湾)
 9 田志希(20、韓国) 林昀儒(21、台湾)
 10 陳思羽(24、台湾) サティアン・グナナセカラン(28、インド) 
 11

スターシニー・サウェッタブット(28、タイ)


アチャンタ・シャラス・カマル(37、インド)
 12 李皓晴(35、香港) キリル・ゲラシメンコ(53、カザフスタン)
 13 林叶(52、シンガポール) ニマ・アラミヤン(60、インド)
 14 マニカ・バトラ(56、インド) WISUTMAYTHANGKOON(111、タイ)
 15 ASHTARI Mahshid(163、イラン)
ABDULWAHHAB Mohammed(216、カタール)
 16 FARAMARZI Maha(288、カタール)
RANASINGHA Imesh(375、スリランカ)

 試合は第1ステージは以下の方法でA~Dの4グループに分けて行われ、第2ステージに進出する8選手が決定します。また、第1ステージは5ゲームマッチで行われます。


第1ステージの試合方式:

前回優勝者、アジア選手権優勝者、世界ランキング上位10名の合計12名が、4名ずつのグループA、B、Cに分かれます。

また、アジア各地域の代表4名はグループDになります。


これらの各グループで総当たり戦を行います。A、B、Cの3グループの1位と2位は第2ステージに進出します。A、B、C各グループの3位とグループDの勝者で「決定戦」を行い勝者2名が第2ステージに進みます。


つまり、A、B、Cの各グループから2名ずつの合計6名に決定戦の勝者2名の合計8選手が第2ステージに進みます。

 グループ  選手1  選手2 選手3  選手4 
A  シード1
シード4~6
シード7~9
シード10~12
 B  シード2
シード4~6 シード7~9 シード10~12
 C  シード3
 シード4~6
シード7~9 シード10~12
 D 中央アジア代表
南アジア代表  東南アジア代表  西アジア代表

グループA~Cのグループ分けの方法:


  1. 第1シードから第3シードの選手は順にグループA、B、Cの選手1に入ります
  2. 第4~6シードの選手は抽選でグループA~Cの選手2の枠に入ります
  3. 同様に第7~9シードの選手は選手3の枠、第10~12シードの選手は選手4の枠に抽選で入ります
  4. 選手2~4のグループ分けでは同じ国の選手は同じグループに入りません


このように、第1ステージのグループ分けでは、同じ国の選手が同じグループに入らないように考慮されます。そのため第1ステージで上位ランク者同士が当たったり同じ国の選手同士が当たったりすることはありません。


たとえば、今大会のシード順ではグループA、B、Cの選手1にはシード順に朱雨玲、陳夢、石川佳純が入ります。選手2の枠ではグループCに石川佳純が入っているので平野美宇はグループCには入れずグループAかBに入ります。仮に以下のように選手3まで入った場合、台湾の陳思羽は同じ台湾の鄭怡静と同じグループには入れません。同様に、香港の李皓晴は杜凱栞と同じグループには入れません。

 グループ  選手1  選手2 選手3  選手4 
A  朱雨玲(シード1)
 平野美宇(シード5)
杜凱栞(シード8)
 陳思羽(シード10)
 B  陳夢(シー2)
鄭怡静(シード4) 徐孝元(シード7)  スターシニ―(シード11)
 C 石川佳純(シード3)
馮天薇(シード6)
田志希(シード9) 李皓晴(シード12)

グループ分け結果

グループ分けの抽選は前日の4月4日の16:00から抽選が行われ第1ステージのグループ分けが次のように決まりました。平野美宇は3年続けて朱雨玲と杜凱栞と同じグループになりました。石川佳純も徐孝元と陳思羽とは3年連続で同じグループで、さらに馮天薇を含め2017年のアジアカップと同じ顔合わせになっています。平野美宇は、2017年、2018年と朱雨玲と杜凱栞に負けてグループ3位で決定戦に回っているので、今年はグループ2位以内ですんなりと第2ステージに進んでほしいです。

<女子>

 グループ  選手1  選手2 選手3  選手4 
WA  朱雨玲(シード1)
 平野美宇(シード5)
杜凱栞(シード8)
 スターシニ―(シード11)
 WB  陳夢(シー2)
鄭怡静(シード4) 田志希(シード9) 李皓晴(シード12)
 WC 石川佳純(シード3)
馮天薇(シード6)
徐孝元(シード7) 陳思羽(シード10)
 WD  林叶  マニカ・バトラ ファラマルジ アシュタリ

<男子>

 グループ  選手1  選手2 選手3  選手4 
MA  樊振東(シード1)
張禹珍(シード5)
黃鎮廷(シード7)
 ゲラシメンコ(シード12)
M B  張本智和(シー2)
馬龍(シード6) 林昀儒(シード9)  アチャンタ(シード11)
M C 李尚洙(シード3)
丹羽孝希(シード4)
荘智淵(シード8) グナナセカラン(シード10)
 MD  ニマ・アラミヤン スパナット ラナシンガ アブドゥルワッハーブ