【卓球】 2019ノースアメリカンオープン 女子シングルス 決勝トーナメント(本戦)

 現地時間の12月5日にチャレンジプラスシリーズ ノースアメリカンオープンの女子シングルスの予選通過選手32名を追加した決勝トーナメントの組み合わせ(ドロー)が発表されました。


中国選手は11選手全員が予選を通過しシードの張薔と合わせて12名になりました。


決勝トーナメントは12月6日から始まります。

トーナメント表>

試合をクリックすると試合のスケジュールまたは結果が表示されます。
T1(Table1)~T2はライブ配信があります(視聴方法はこちら)。
ビデオアーカイブのある試合にはビデオへのリンクを張ってあります。

トーナメント表のタイトルの黒い帯をクリックすると全画面で表示されます。

組み合わせを見て(12/6)

中国選手12選手は、石川佳純のいる上半分の山と平野美宇のいる下半分の山には6人ずつと均等に分散しましたが、4分の1(16選手)の山でみると石川と平野それぞれの山に4人ずつと集中しました。


特に平野美宇は8分の1(8選手)の山で見ても中国選手が3人で1回戦から中国選手なので決勝までのすべてのラウンドが中国選手ということになるかもしれません。1~3回戦の中国選手は初めて対戦する選手で警戒が必要ですが、3回戦で当たる可能性のあるウクライナのペソツカ、準々決勝で対戦する可能性のある劉曦車暁曦(今年は勝ってますが)の勝者との対戦が重要になります


石川佳純は、3回戦で当たる可能性のある中国選手唯一のシードの張薔、準々決勝で当たる可能性のある早田ひながポイントになると思われます。


・1回戦(12/6)

1回戦(R64(ベスト64))は、平野美宇と橋本帆乃香が中国選手に勝ったのをはじめ石川佳純、早田ひな、加藤美優、佐藤瞳、塩見真希の7名が2回戦に進んだ。芝田沙季は中国の楊蕙菁に敗れた。

2回戦は現地の16時、日本時間の7日午前8時から始まる。


2回戦(12/6)

平野美宇は中国選手に勝ち、石川佳純、佐藤瞳、加藤美優、橋本帆乃香とともに翌日の3回戦に進んだ。早田ひなは中国の郭雨涵に敗れ、塩見真希はロシアのミハイロワに敗れた。

平野美宇のいる下半分の山は2回戦に進んだもう1人の中国選手の楊蕙菁がモナコのヤン・シャオシンに敗れ中国選手はいなくなったが、世界卓球で日本を手こずらせたウクライナのペソツカや、ドイツオープンで石川佳純を破ったヤン・シャオシンが残っている。

一方、石川佳純のいる上半分の山は3回戦進出の8人中5人が中国選手と3回戦以降は中国選手と各ラウンドで当たることもあり得る。特に3回戦で当たる中国選手唯一のシード選手の張薔は一番の難敵かもしれない。また、準々決勝も確実に中国選手との対戦となるが、特に早田ひなを倒した郭雨涵は初対戦だけに怖い存在かもしれない。


3回戦(12/7)

石川佳純は中国選手唯一のシード選手の張薔をストレートで下し、加藤美優も中国選手に勝ち準々決勝に進んだ。また、平野美宇、佐藤瞳、橋本帆乃香も勝って準々決勝進出を決めた。この結果、準々決勝は8選手中5人が日本選手になった。準々決勝では石川と加藤は中国選手と、佐藤瞳はドイツのミッテルハムと、そして平野美宇と橋本帆乃香が対戦する。

準々決勝は日本時間12/8の朝7:10から行われる。


・準々決勝(12/7)

3回戦に続いて中国選手との対戦となった石川佳純と加藤美優は石川佳純はストレートで加藤美優も4-2で勝って準決勝に進出し、準決勝で対戦することになった。また、佐藤瞳もドイツのミッテルハムに4-2で勝ち準決勝に進んだ。日本選手同士の対戦となった平野美宇と橋本帆乃香はゲームオールの接戦となったが最少の2ポイント差で平野美宇が押し切って準決勝に進んだ。準決勝では平野美宇は佐藤瞳との対戦となる。また、ベスト4は順当に第1~4シード残り全員日本選手となった。


準決勝(12/8)

石川佳純と加藤美優の対戦は、Tリーグで1ゲーム勝負のビクトリーマッチとはいえ石川を破っている加藤が今回気力が充実してるように見える石川に対してどう戦うかが見どころだった。予想通りに1ゲームずつ取り合ったあと3ゲーム目を石川が取り、次のゲームを加藤が取ればゲームカウントが2-2になるところだったが石川がデュースから13-11で4ゲーム目をものにし、次のゲームも取って勝って決勝進出を決めた。

前日の準々決勝でカットマンの橋本帆乃香に苦戦した平野美宇は準決勝も同じカットマンの佐藤瞳で、4ゲーム目まではお互いに2ゲームずつ取ってまた接戦になるかと思われたが、平野が第5、6ゲームを取って勝利し決勝進出を決めた。


・決勝(12/8)

決勝は、オリンピックのシングルス代表の残り1枠を狙う二人が直接対決することになった。この大会前で65ポイントをリードしている平野美宇はこの大会で優勝すると合計ポイントが200ポイント増え、石川佳純との差が265ポイントとなり仮に今年最後のグランドファイナルで平野が1回戦敗退、石川が1回戦勝って次の準々決勝で敗退でも10ポイント平野の合計ポイントが多いためかなり有利となる。しかし、石川が今大会で優勝した場合、平野を逆転し135ポイント多くなる。この場合、平野が石川を合計ポイントで上回るにはグランドファイナルで石川よりいい結果を出さなければならない。


試合は、石川が11-9、11-8と連取したが平野が11-1で取り返し、4ゲーム目は平野が追いついてデュースになった。お互い譲らず12-12になったがその後、石川が2ポイント連取しゲームカウント3-1と優勝に王手をかけた。第5ゲームは平野が盛り返し11-6で取ったが、第6ゲームもデュースとなり石川が2ポイント連取して涙の優勝を飾った。石川は、準決勝の加藤戦と決勝の平野戦で3回のデュースをすべてものにし、ベテランの勝負強さを示した。


優勝:石川佳純、準優勝:平野美宇


石川はこの優勝で来年1月の世界ランキングの暫定ポイントで平野を135ポイント上回り、グランドファイナルで平野と石川が同じ結果なら来年1月の世界ランキングは石川が上になり、グランドファイナルで平野が石川を上回る結果を出せば平野が上になる。

チャレンジプラス ノースアメリカンオープン女子シングルス決勝:石川佳純 vs 平野美宇