平野美宇 中国スーパーリーグで丁寧と対戦

(第5節 10月30日)

第5節は丁寧を擁する北京首鋼とのアウェイゲーム。平野美宇は第2戦で丁寧と対戦。丁寧は10月度は劉詩ウェンと代わって世界ランク1位なのだが、最近不調らしくジュニア世界チャンピオンの17歳の王曼昱に前節で敗れている。ここで、再度ジュニアの選手に負けでもしたら大変だと思ったのか、速攻で試合を決めに来た感じだ。これに圧倒された平野は第1ゲームはあっさり1-11でとられてしまった。しかし、第2ゲーム中盤からラリーの応酬で徐々に調子を上げ始めた。この、ゲームは6-6から結局7-11で取られたが次のゲームにつながるものとなった。次のゲームでは中盤に逆転し10-9でゲームポイントを握ったがデュースに持ち込まれ結局13-15でストレート負けした。しかし、3ゲーム目の粘りは第1節の木子との17-19のゲームを思い出せるものだった。チームは1-3で敗れた。


試合後の丁寧と一緒のインタビューに答えて、「(目標は)将来は東京オリンピックで金メダルをとること」と答えると感想を聞かれた丁寧は「なんと言えばいいのか」と笑っていた。


平野美宇 vs 丁寧(動画)