【卓球】 張本智和 予選敗退、みまひな 棄権

2017ジャパンオープン荻村杯 2日目(6/15)結果

 2017ジャパンオープン2日目は予選の残りとダブルス1回戦が行われましたが、日本チームにとっては大荒れになりました。

 まず、予選3回戦に進んだ張本智和ですが中国の梁靖崑に敗れ予選敗退となってしまいました。また、森薗政崇もドイツのヴァルターに予選3回戦で敗れました。女子シングルス予選2回戦では浜本由惟が中国の陳可に、安藤みなみが台湾の陳思羽に敗れ本戦進出出来ませんでした。ダブルスは、石川/浜本のペアが1回戦でルーマニアのペアに負け、伊藤美誠と早田ひなの「みまひな」ペアは早田の故障で棄権しました。男子の張本/木造ペアは予選で勝って本戦に進出しましたが1回戦で敗退しました。

 U21は、男子じゃ龍崎東寅が準優勝、女子は梅村優香、木原美悠が優勝、準優勝になりました。

 中国勢はシングルスで男女合わせて7人、ダブルスも3ペアが予選からの開始でしたが、すべて取りこぼさず本戦に進出しています。

1. 男子シングルス予選

 張本智和は中国の梁靖崑(20歳)に2-11、11-13、16-14、6-11、8-11のゲームカウント1-4で敗れました。梁靖崑は世界ランキング41位と39位の張本智和よりも格下ですが、これは例によって国際大会への出場機会が少ないだけで昨年の中国スーパーリーグでの個人成績は全選手中2位という強豪でした。来週の中国オープンで頑張ってほしいです。男子は予選3回戦で他国選手に負けたのは張本智和以外は村松雄斗と森薗政崇だけですが、日本選手同士の対戦が2試合あったので4人減り、6人が本戦に進みました。この6人は、龍崎東寅、吉田雅己、吉村真晴、吉村和弘、上田仁、神巧也です。特に龍崎東寅はU21の準決勝をゲームオール戦った直後にシングルス予選3回戦を戦いストレートで勝っています。

2. 女子シングルス予選

 女子シングルスは予選2回戦が行われました。

 12歳の木原美悠は香港の李皓晴との対戦でした。第1ゲームを14-12、第2ゲームを11-9と2ゲームを先取したのですが、その後3ゲームを連続して取られ、6ゲームを取ったものの最終ゲームを取られゲームカウント3-4で負けてしまい本戦進出は出来ませんでした。加藤美優は成本綾美を4-0で下し本戦に進みました。森さくらはルーマニアのディアコヌに4-1で勝ちました。浜本由惟は中国の陳可と当たり8-11、7-11、12-14、12-14と後半接戦になりましたがストレートで負けました。安藤みなみは台湾の陳思羽にゲームカウント2-4で負けました。

 中国は、袁雪嬌(22歳)、陳可(20歳)孫穎莎(17歳)が予選1回戦と予選2回戦を勝ち本戦に進みました。陳幸同(20歳)と王曼昱(18歳)は2回戦からでしたが2人とも苦労しました。王曼昱は3ゲームを先取され、あれまさか予選で負けちゃうのって思いましたがその後11-6、12-10、11-4、11-4と調子を上げ逆転しました。陳幸同も2ゲーム先取後に2ゲームを取られて追いつかれゲームカウント2-2から11-2で2ゲームを連取し勝ち、5人揃って本戦に進出しています。

3. 男子ダブルス予選/1回戦

 木造勇人/張本智和ペアは予選からでドイツのペアに勝ち本戦に進みましたが、本戦で香港ペアに0-3で負け1回戦で敗退しています。本戦からの森薗政崇/大島裕哉ペア、丹羽孝季/吉村真晴ペアはそれぞれポーランド、ドイツのペアに勝って準々決勝に進んでいます。

 中国は、樊振東/林高遠ペアが予選から勝ち上がり、1回戦で韓国ペアに3-2で勝って2回戦に進んでいます。中国のもう1ペアの馬龍/許昕ペアは1回戦からでオーストラリアとポーランドの国際ペアに勝ち2回戦に進んでいます。

4. 女子ダブルス予選/1回戦

 女子ダブルスは、予選10ペアで8ペアが本戦に進出できるため実際には2試合のみでした。この2試合にはどちらも中国の若手ペアが出ていて、陳幸同/孫穎莎ペアはオーストラリアとカナダの国際ペアと対戦し3-2で、陳可/王曼昱ペアはノルウェーとオーストラリアの国際ペアと対戦して3-0で本戦に進みました。

 本戦1回戦では、佐藤瞳/橋本帆乃香のカット打ちペアが韓国のチェ・ヒョジュ/チョン・ユミ組に11-7、6-11、11-6、11-7のゲームカウント3-1で勝ち2回戦に進みました。石川佳純/浜本由惟ペアは昨年12月の世界ジュニア選手権でダブルスで優勝したルーマニアのサマラ/スッチ組と対戦しゲームカウント1-3で負けてしまいました。急造ペアで練習を1回しかしていないので慣れてなかったのが敗因だったそうです。今回、なぜ石川佳純/平野美宇の組み合わせではなかったのかは不明ですが、平野美宇が世界選手権前の練習で右上腕を痛めたことや来週も中国オープンがあって世界卓球から連戦なのでシングルスだけに集中させて負担を減らしたいということがあったのではないでしょうか(実際、中国が女子トップ3の出場を回避したのも同じ理由で、地元開催の中国オープンでアジア選手権の二の舞にならないように万全を期しているのだと思います)。また、伊藤美誠/早田ひなの「みまひな」ペアは棄権しました。これは、以前から痛めていた早田ひなの膝がまた痛み出したためらしいです。みんな若いのに体にかなり負担をかけているのですね。まだ成長期なので体は大事にしてほしいと思います。

 中国の陳幸同/孫穎莎ペアは先日の世界卓球で銅メダルを取ったシンガポールのフェン・ティアンウェイ/ユー・モンユ組と当たりましたが11-2、11-5、12-10とストレートで一蹴してしまいました。2015年世界ジュニア選手権の優勝ペアである陳可/王曼昱ペアは香港の杜凱栞/李皓晴ペアに3-1で勝って2回戦に進んでいます。ただし、おしいですがこの2組は2回戦で当たってしまいます。

5. U21準決勝/決勝

 U21は男女とも準決勝と決勝が行われました。

 男子の準決勝の一方の対戦は龍崎東寅とQiu Dang(ドイツ)の間で行われ、龍崎東寅が2ゲーム先取された後3ゲームを連取して逆転で勝利しました。もう1つの対戦は、高見真己と韓国のリム・ジョンフーンと対戦しこちらもゲームオールとなりましたが最後のゲームを9-11で取られて2-3で負けてしまいました。決勝は龍崎東寅が1ゲーム目を11-8で奪ったものの第2ゲームから3ゲームをすべて7-11で奪われ逆転で負けてしまいました。リム・ジョンフーンは世界ランキングは64位ですが4月の韓国オープンでもU21で優勝しています。

 女子の一方の準決勝は木原美悠と香港のMaz Tze Wingの対戦は木原美悠が3-2で勝ちました。もう一方の準決勝は、梅村優香と第1シードの香港のSoo Wai Yam Minnieの対戦で梅村優香が3-1で勝ち、決勝はノーシードから勝ち上がった日本選手同士の対決となりました。木原美悠が優勝すると昨年U21で優勝した張本智和の最年少記録を40日更新するため注目されましたが、梅村優香が11-6、9-11、11-8、11-8のゲームカウント3-1で優勝しました。梅村優香は平野美宇、伊藤美誠、早田ひなと同じ2000年生まれで国際卓球連盟のホームページではまた1人日本の黄金世代が増えたとニュースで伝えられています。